2006年8月21日 (月)

で、久々の『今宵の一枚』です

ブラザー・トゥ・ブラザー
ブラザー・トゥ・ブラザー

  と言う感じで、今聴いてるのはこれ。  いや、 『Satanic Majesties』 の後に聴くとなかなか面白いものがあるね。  あの作品に苦笑した当時の人たちの気持ちってのがあるとすればこんなところなのかな?  万が一彼等があのままコッチ方面に来てしまっていたら、ロック自体が変わっていたでしょう。  と言いながらわしがこのアルバムを聴いて咄嗟に思ったのはR&Bだなって事です。  フュージョンですよね?  コンテンポラリーなワケで、今わしがR&Bポップスに抱いているイメージがそれなもので。  とは言えわしにはかなり懐かしい雰囲気である事は確か。  何だかんだ言ってもだ。  80年代の日本のポップスってコンテンポラリーなんだな。

  ライナーの 中田利樹 さんが『月並みな』と言いながらいみじくも書いている『都会的な香り』と言う言葉。  正にそれだよね。  そんでもさ。  あの当時のわしが聴いていたならこれは紛れも無いロックだと思ったと思うです。  でも今はR&Bと思っちゃう訳で。  いや、ロックには間違いないんだけどね。  かなり熱量があるし。  でもまあそんな所が以前書いた 佐野元春 についての記事にあったような感じを齎したのだと思うのですけどね。

  『充足されきったもの』と言うのはある意味ではどうしても物足りなさを感じてしまうのはあります。  大人が聴くに耐えるものはやはり過不足の無い『満ち足りたもの』でなければ許されないんですよね。  でも今わしはロックとは『何かが足りない!』と声高に叫ぶものであると思っている、と思う。  だから暫くコンテンポラリーなものにはあまり魅力を感じなかった。  正直今も Steely Dan はよく判らない。  Roxy Music は結構判る。  この辺なんだと思います。

  とは言え、やはり安定した音楽と言うのは聴いていて気持ちが安定するのです。  夜に聴く音楽、と言った所でしょうか。  どうやらこの作品は彼の最高傑作とされているらしいのですが実はそれ以前の作品には野心的で実験的なものが多数あるのだそうです。  それも聴いてみたいですね。  その上で結局これが一番だと感じるかも知れないけれど、それをやってみる価値がある人だと思います。

  おやすみなさい♪

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2006年7月 4日 (火)

『へそ曲がり』なら負けていない☆なのよねん♪

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

  さて、久々に『今宵の一枚』なんであるです。  いやね。  やっぱ気後れちゅうのはあるですよ、正直。  今まで散々興味が無い、と言いまくってましたからね。  でもね。  初めてっすよ。  彼らのアルバムで是非聴いてみたい!と思ったのは。  『White Album』『Helter Skelter』 が聴きたいばっかりに借りて来たので正直真面目に聴いていていなかったんですが、本当にこの時は『ああ、何故この路線でやってくれなかったのか?!』と思いましたね、実際。  要するに未だに Beatles ポップに根強い反感を持っているやさぐれウサギなのだよな。  なのに何故だか Paul McCartney さんのポップは好きなの。  矛盾してるよな、実際。  まあ、そんなこんなで色んなジレンマを抱かせるこのバンドは出来るだけ触れたくなかった存在だったんですがね(って、解り辛いでしょうがねぇ)、このアルバムに興味を持ってしまったのはこれがコンセプトアルバムだと聞いたからだ☆

  と言う訳なのでこのアルバムの事をどうのこうのと能書き垂れるのは非常ぉ~に後ろ暗いのだ。  どう考えたってわしにこれを語る資格などあろう筈が無い、のだがね。  いや、これは面白すぎるのだよ、実際。  正直言って降参☆であるです。  聴く前はどうせ英国人っぽい小洒落た小じんまりとしたジョークだろうくらいにしか考えてなかったんだけどね。  かなりスケールが大きいです。  貫禄ちゅうですかね?  余裕綽綽で悔しいくらい。  出す曲出すアルバム常にチャートトップじゃ“超越”もするわよねぇ。  もう、物言いが滅茶苦茶だな。  凄く面白くって、でも時々何処かで聴いた覚えのあるフレーズとかが出てくるんで『ああ、これはやっぱり Beatles なんだ』と思うと少しがっかりするのですよね。  ホント、ヤバイ。  今まで『興味が無いだけで別に嫌いとかじゃないよ』と一生懸命フォローしてきたけど、わしマジに Beatles が嫌いかも知れない(滝汗)  でも凄く面白いんだよ、これ。どうしようねぇ?

  と言う具合でね。  本当に面白いんだけどこれがどう面白いのかわしが語ったところで絶対嘘臭くなる。  だからちょっと考えさせて下さい。  もし素直になれたらもう一度お話できるかも知れない。  でもわし、本当に天邪鬼だからなぁ~・・・(爆汗)

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2006年4月22日 (土)

“伝説”の『入り口』(『8』 ~ The Yellow Monkey)

Ym8

8

  そんな訳で、1枚105円のレンタルオチを買い漁るうさぽんぽん☆なんですよねぇ♪  何せお試し価格ですからね。  その棚にあるCD全部買い占めたっていいんですよ。  いや、それやると10万くらいはかかるか?  まあそれよりもそんなに聴く暇は無いんで(それよりもって・・・汗)一応選ぶ訳ですけどね。  まあ選んで15枚。  選んだからもう早く聴きたくてね。  結局ちょっと聴いては『はい、次☆』なんて贅沢な事をしていた訳ですよ。  ところがね。  これでちょっと引っ掛かる。  いや、マズイな(汗)

  まあ、最早“伝説”だろうね、イエモンは。  ちょっとスゴイ。  4年位前。  それこそ“でらんでらん”とか“かぢゃぐぐ”とか“あ・は”とかね。  懐かCDを買い漁っていた時期にうっかり聴いた BON JOVI にびっくりした時の事を思い出してしまったデス。  いや、音楽は全然違うけどね。  インパクトの話。  全く、真っ白な紙にインクをぶちまけられたカンジ。  今、ちょっとドキドキしてるんですよね。

  ま、その前に☆  THE YELLOW MONKEY のリスナーはやっぱかなりアブナイ兄ちゃんが多かろうと拝察いたしますので、怒られる前に自己弁護も兼ねて何でわしの言い草が独特(と言うか独善)なのか言っておきます。  何せそも歌詞を読まない。  で、ジャンル分けが滅茶苦茶。と言うより聴いた感じで勝手にジャンルを決めるのだよね。  実はこのアルバムはグランジだと思ってオル。すまんな☆  大体わしはグランジを凶暴でかなりイッちゃってるロックだと認識してオルのでな。  そりゃ、Garbage とかオシャレな(?)のもあるですけどね。  『コイツ一遍死んでみるといいかも?』と思うのがパンクで『お願いだから死んぢゃって下さい・滝汗』と思わず願ってしまうのがグランジなんですよ。  いや、大好きです♪  わし的には影響力が強い、からヤバいんですよね。  でも今回はハードロックでお願いします。しくしく(何て古典的な・爆笑)

  と言う訳で是非死んぢゃってください、吉井君☆  なんてね♪  このあるばむの場合、とにかく徹頭徹尾エッチ☆  それも異端~~~☆  諸君、よくこんなのを聴いて理性が保てるなぁ。  オープニングから5曲目くらいまでは世界観がちょっと異常だ。ブッちぎりで。  これ聴いちゃうとルナシーがロマンティックに聴こえる。  まあ、後半は普通にロマンティックにも聞こえるけど、よく聴くとやっぱ壊れている。  この壊れ方は中谷美紀と同系列だよな。  音がヘヴィな分、生命の危険を感じるね。うむ。

  と、ここまで書いてちょっと素に戻る。  何かいつもと違うような?  ちょっと発情しているかも知れん(と、さらりと言う事か?)  ま、何にしても一過性だと思うけど、とにかく面白いですね、今は。  あとでみひぃーでも見て落ち着こう。

  記録☆  だから自分がこのアルバム聴いてどんな感じで驚いたか、其々の曲の感想を短く書いておこうと思うんです。

『ジュディ』:インパクトあり過ぎ☆ズバリ人形愛ですね。美しく謳い上げている。異常だ☆  『サイキック No.9』:カルト集団ソング(爆)サイボーグ009のモチーフをここで見せられるとは思わなかったです。  『GIRLIE』:所謂えすфえむソングだね☆やり過ぎでイッってしまうかと思えば、結構無事に生還するんだよね、こう言う人達(うぁ~~・汗)  『DEAR FEELING』:これは結構普通。意外と誰にでもこんな気分になる時ってあるんじゃないだろうか?  『HEART BREAK』:この曲は怖い!!何故か監禁されているような気分になる。この人にだけは絶対会いたくない。  『人類最後の日』:プチ☆プログレ(爆)スネークマン・ショウかいっ?!でもこの曲は大事だ。これが無いと、わしは本気でこのバンド、特に吉井君は異常性格者なんじゃないかと疑ってしまうだろうね。  『SHOCK HEARTS』:いや、ホッとする一曲。楽しんでる?  『聖なる海とサンシャイン』:単なるハートブレイクソングに非ず。イエモンじゃなくてモンザエモンじゃない?怖いです。  『カナリヤ』:美しい。少年期への回帰願望が哀しい。  『パール』:このアルバムでは驚くほどマトモなロックですね。いいッスよ。  『STONE BUTTERFLY』:最近ストーリートに凝ってるうさぽんにはウレシイ一曲。  『メロメ』:すっかりイエモンに呑み込まれているところでこんなバラード。欲しいです♪睡眠薬多量摂取の気分ってか☆  『バラ色の日々』実はアルバムを聴く前にわしが持っていた THE YELLOW MONKEY のイメージってのがこんなカンジだったんですよね。こんなサウンドが中心のバンドだと思っていたんです。実際どうなのかな?  『峠』:ごく普通のヴィジュアルバンドがやるような曲。なんだよね。いや、好きですよ。世紀末思想で。だからって『人類最後の日』のリピートで締める事ぁ無いと思うぞ!大爆笑☆

  という事で、どうです?  まだ聴いていない人は聴きたくなっちゃたかな?  AMA損から『アルバムの売り上げが落ちた』とクレームが来そうだな(爆笑)  ま、ヴォーカルの吉井和哉君はかの米米CLUB・石井竜也サマ並の歌唱力の持ち主と見ました。  バンドもみんな、このままプログレチック街道を驀進して欲しいと思います。  かっけーぜ!

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2006年4月19日 (水)

毎度の事だが誰だか知りません☆(『PYROMANIA』 ~ J)

Pyromania

PYROMANIA

  でさ。  105円でレンタル落ちのJ-POPのCDがいっぱい並んでいた訳だよ。  大体日本のポップスには興味が無い訳なんだけどね。  でもま、お試し価格なワケだしさ。  YMOのベストとか、前から聴こうと思っていたレッド・ウォーリヤーズとか、色々物色していた訳ですな。  で、 『J』 つうのがあったんだよな。  何か聞き覚えがあったわけだ。

  思い出したんだな。  そうだ!  ダフ兄の日本のお友達やん♪  GN’R辞めたあと、何かで呼ばれて来日した時も会いに来てたってのを読んだ事があるで☆  そうかぁ~。  友達の友達はお友達♪だなん~~☆  聴くっきゃねえべ。  んでだな。  Jって誰?

  90年代のJ-ROCKシーンはもうまるで分らないんだなん~~☆  いや、未だにラルクとルナシーの区別がつかねぇだのよね。  ミスチル位は知ってるけどねぇ。  ラルクとルナシーとマリスミゼルって、ヴィジュアルだべ?  はぁ・・・違うだかね?  わしはウルフルズとかのが好きな奴なんでさ。  ここら辺はまるで興味、涌かないんだよねん。  とにかく、このJつう人はそもそも何処のバンドで何を演奏していらっしゃったのですかね?  ダフ兄のお友達だから、やっぱベースかしらね?  ちなみにルナシーは河村君位は知ってるだどもね、如何せんわし、あの人は合わないっちゃ☆  彼がヴォーカル取ってると思うだけで、もう聴く気が起こらないだのよね。

  ソロ・アルバムちゅう事でね。  そうなるともう、いろんな人に手伝って貰ぃの、自分でも色々やりぃのでさ。  本ぉ当☆  大変だよねぇ。  基本的にベースやれる人はギターやれる。その逆もあり。なのは分るんだけど、本当に大変ですな。  ギター・ソロの中にスラッシュ様の名前を発見して喜ぶミーハーうさぎですの♪  お友達かしらね?  まあ大体がダフ関連と言う事で手に取った経緯と言うのがあったんで、聴きながら思い出すのはやっぱ、 『LOADED』 なんですよね。  今回は下敷きとなるバンドのイメージがないと言う事もあるけど、何となく投げやりなヴォーカルも好きだしね。  もうちょっとだけ声量があると言う事無しなんだけどね。  演奏は文句無いよん♪

  にしてもだ。  バンドではなくソロでやるという事の意味。というか。  どっちにしろ、ソロアルバムだっていろんな人の手が掛かっている訳だし。  バンドでだってメンバーオンリーでやるってのもあまり無いワケで、個人の人格でやるか、バンドと言う人格でやるかの違い。  まあ、名義の事もあるんだろうケド、これを聴いている分にはこれはまんまバンドサウンドな気がする訳ですがね。  そのアーティストの中にあるバンドのサウンド。  ま、それが個人のサウンドなんでしょうかね?  例え充実したバンド活動をしていても、請われれば色んな人とセッションしたり、個人の創作をしたり。  人間はやはり一つの側面では自分の持つものを表現し切れないと感じるのでしょうね。  取りあえず、 LUNA SEA も聴いてみようかしらね。  河村君かぁ・・・(汗)

  聴き始めの一発目の感想は日本人版 『LOADED』 だったんですが、聴き込んで行くとやっぱりそれは違いってのは感じるわね。  そりゃ別人だもん。  比べて見ると、 ダフ兄の音の方がちょっとエッチだ(爆笑)  J君はやっぱちょっぴりストイックなんだ。  多分“出自の違い”なんだろうね。  ま、これはこれで良いよなぁ~♪

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2006年4月10日 (月)

いやぁ~~~☆ギターって最高ーっすね! (『Opum for the Masses』 ~ Bad Moon Rising)

Bad_moon_r

OPIUM FOR THE M

  さて、そろそろとイラストもどきを載せるようになったんですがね。  いやぁ~・・・。  PCで描くのって楽でいいですねぇ~~♪  もっともと不器用でね。  ペンやら絵筆やらで描いてるとそりゃもう汚ったないのよぉ~~(爆笑)  ムラムラでベシャベシャ。  それがポンとクリックするだけでムラ無く塗れるし、紙くずも出ないし机も汚さない。  とは言え、です。  デッサンだけは何ともならん(滝汗)  元々マグカップ一つまともに描けないワタクシな訳でぇ。  これが楽器ともなるとさあ!いかにゴマかすか?がイラストの成否のカギでありましてねぇ。

  でさ☆  いざ描いてみて分かった事の一つがギター類のヘッドって、大まかに二つ種類があるのねぇ。  糸巻き(?)が斜めに一列で並んでるタイプ。  これは大体定規の直角三角形に似た形してるんだよ。  で、も一つはその糸巻きが二列に並んでるやつ。  こっちは長方形が多くてアコギみたいでわしには馴染み深いタイプ。  でも三角の方が好きやな☆  でさ。  ベースとギター。  じっと見比べていると思うのね。  ギター小っさ☆  やっぱベースの方が見映えするよなぁ~~♪  まあ、実際自分が手に取ったらギターは大きいと思うだろうケド、実際男の人が抱えてるの見る限りでは小さい、と思うのよねぇ。  と言う訳で☆今は断然!ベース派♪  やっぱロックは見映えよ!み・ば・えっ☆☆☆

  と言うコトで、今夜はシビれるギターの一枚ですわ☆  ああ、矛盾してる(滝汗)

  だって、ギターがかっこいいのよぉ、これ。  スラッシュ様みてーで(他に言い方ないのかよぉ?)  だって ZEPP みたいだし、Whitesnake みたいだし、とにかくかっこいい!!  で、ヴォーカルも一見正統派メタルなんだけっど実は“脱”メタルしてるのね。  結構語り調で聴かせるワケよ♪  メタルも好き☆オルタナも好き☆なうさぽんぽんには持って来い来いなんだなっ♪  最近ストリートが多かったから尚更綺麗に思えるね。  でも適当に重いワケよ。  バランス絶妙。

  ホント、すっげーカッコイイのにもう解散してるんだって。  まあ色々あるだろうし、その後もまた各方面で活躍してくれているだろう、と思ったら、ギターの Doug Aldrich さんはその後、 Whitesnake に在籍しているらしい(!)  へぇぇぇ~~~☆  何かスゲー納得☆  そっか。  来日しないかなぁ~?

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2006年4月 7日 (金)

えと・・・、これは“今宵の一枚”と言えるのか?(『Trik Turner』)

Photo

トリック・ターナー

  たまぁ~に検索を調べてみると最近 Queensryche で検索されているですね。  ううむ。  勿論買ったけどね 『Operation Mindcrime Ⅱ』  こうも世間が期待してレヴューを探し捲くっているのを知るとかえって怖気ちゃうですね。  当分黙んまりを決め込む事にする。  いやね。  スコッティが嬉しそうに『今度はコンセプトだ!』なんて言うものだからそんなゴタイソウなもの今やらんでもと思いつつちょっと勉強しなきゃ、と思っていたときに出会った 『Operation Mindcrime』  お陰でちょっといいかもぉ~と思っていた矢先にダフ兄ときたら『コンセプト?どうかなぁ~~??』なんて言うんですもの。  新作『Operation Mindcrime Ⅱ』 最高っすよ♪  やろうよぉ~~コンセプト~~~  でさ。  スラッシュ様曰く『今度はダンスを強化する』とのコトでね。  で、ダンスちゅうたらストリートやん。  あれ程嫌いだと言っていたHIP-HOP  D12 聴きこみました。  慣れました。  ミクスチャー大好き♪  ラップ・メタル大歓迎ですわ☆

  このアルバム、ジャケットがクールです。  こんなジャケットなら例え中身がハズレでも後悔しないですわ。  パンクの皆様はマンガチックだったりメルヘン調だったり何となく抽象的なんだけどちょっと幼さを覗かせる演出を好まれますし、HIP-HOPの皆様はどっか~ん☆とお顔を載せ載せでちょっと引いてしまうですよね。  で、ミクスチャーの方々の場合は大体リアル嗜好。  絵的にとても引き込まれてしまうんですよ。

  さてこのアルバム、曲調はストーリートだしヴォーカルはモロ、ラップ調なんですけどね。  不思議なんだよなぁ。  ロックなんだよね。  ハードロック。  聴いてるとHIP-HOPだと言う事を忘れているんです。  多分演奏もヴォーカルもハードロック・メタルなんだろうと思います。  メロディーが際立っている。  言っちゃあ悪いが本家HIP-HOP、特にギャングスタなんかはメロディーなんてあったもんじゃない。  ビートで畳み掛けるのが魅力なんでそれでいいんですけど、とにかく陰気なお念仏みたいにブツブツ言ってたかと思うと突然豹変して怒鳴り捲くる。  少し前まではそれが耐えられなかったですね。  でも Trik Turner はメロディーで聴かせてくれて、その上でストリート。  正直、ストリートでメタルやるならこれが最高の形なんじゃないでしょうか。

  さて、AMA損のレヴューを見る限りではコレが発売された2002年当時はすげー鳴り物モノな事が書かれているんですけど、実際最近どうなの?  と思って検索したんですけど見つからないのよねぇ、最近の話題って。  で、公式HP見つけたんですけど、最近のリリース曲?が試聴で置いてあったので聴いてみたんだがねぇ。  ダメだな。  モロ Linkinpark じゃん。  アカンよ、叙情に走っちゃあ。

  今日は The Black Crowes『Three Snakes And One Charm』 を仕入れてきたんだな♪  勿論モロ・サザンなんだけどねぇ。  コレ聴き始めて思ったのよねぇ。  わし、HIP-HOPやストリート、ミクスチャーなんかを聴き始めたら、サザンの事、少しは分かるようになったかもぉ~~♪  わしね。The Eagles『Hotel California』 (この場合曲ね)しか面白く感じた事なかったんだけど、今なら色んな曲が面白いかも知れないと思っているんですよね。  サザンってね。  『古き良きスタイル』と受け止められがちだけど、違うんだなぁ。  あれってとても血生臭くて汗臭くて泥臭くて、とってもそこら辺の兄ちゃん、してるんだよね。  アルバムのライナーには『ティーンエイジには受け入れられない』なんて書いてあるけど逆だよ。  Crowes こそHIP-HOP世代に受け入れられるべき音楽だと思うね。

  『Trik Turner』 では 『Father』 という曲が一番気に入ったんですが、この内容が・・・暗い!  “父親による虐待”がテーマなんですけど、大人になって猶その呪縛に苦しむ訳でね。  でもその苦悩は“愛ゆえ”なんだよね。  それが痛い。  サザンに限らずアメリカンロックてのはそう言った人間の本質的な苦悩を歌う事に適したものであるような気がする。  アメリカ人の気質なんだと思うんですよね。  ブリティッシュだって人間的な苦悩を歌うですよ。  でも、多分、 Stones に至るまで、きっとそれは素敵な“額縁”に入れられているんだと思うんだな。  書き殴ったキャンバス地のまま晒すなんて事はしないと思う。  サザンはキャンバス地のままの絵画。  ごてごてに厚塗りした絵画。  そう感じさせるのがHIP-HOP・ストリートに含まれるリアリティなんだよね。

  だからイーゼルから外してギャラリーに飾らないで。  切り取った思いをそのまま晒して欲しい。  そう思ったのに、一体何処へ行ったんでしょうね?彼ら Trik Turner は・・・。

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2006年4月 2日 (日)

その“小瓶”を胸に抱いて (『Wide Prairie』 ~ Linda & Paul McCartney)

Wide_prairie

Wide Prairie

  さて、“4人の神様”の中で漸くわしが心を許したのが Paul McCartney さんな訳なんだけども実際代表曲と言えるのはそう聴いている訳でもないですね。  その昔、 『Say Say Say』 とか 『Ebony and Ivory』 とかが流行っていた頃は The Beatles のメンバーだった事も失念していたし。  とは言え、この辺りは好きですね。  分かり易くて軽快・且つダイナミックなんだ。  ポップスのお手本みたいですね。  とは言え、この人本人には興味なくってマイケルとかスティーヴィーの方が好きやったね(笑い)  当時は“オマケ”的存在やった。  ぶっちゃけ Neil Sedaka さん辺りと混同していたか(爆笑)

  そんなわしが最近 『RAM』 聴いて結構感心しちゃった訳だな。  なんちゅうの?  結構満たされたアルバムなんだよね。  セールスは知らんけど。

  そうね。  わし、夫婦モンが好きやから。  夫婦連名でリリースされたこのアルバムにパートナーシップつうもんを感じた訳ですよ。  まあ子供みたいに純粋な人なんだろうなぁ、と思いました。  好きな人を手に入れると人間、こうも頑張れるものかと。  奥さんは元々カメラマンだったそうで。  その頃までに音楽の経験がどれ位あったかは判らないけれど、その人を何の躊躇いも無く音楽の製作に迎え入れてしまう。  まあ彼女は幼い頃からお父様の仕事の関係でミュージシャンとの交流があり、10代の頃はその頃新興してきたロックをしっかり聴いていたとも言うし別に何の無理も無かったのかも知れませんが、それでもポールさんが“必要”と感じて彼女をパートナーに選んだ、と言うのは別にジョンさんへの宛て付けとかじゃなかったと思うんですよね。  だから2人はその命が続く限りは仲良く添い遂げたんだろうと思います。

  暫く前にこの 『Wide Prairie』 が中古屋に置いてあるのを見つけましてその帯の記述で奥様が亡くなっている事を知りましてね。  まあ最近は若い奥様をお貰いになったらしいともちらとお伺いしているのですがそれはご愛嬌と致しまして。  もし今でもリンダさんがご存命ならきっとおしどり夫婦よろしく仲良くやっていたんだろうなぁ、と思います。

  『Seaside Woman』 を聴いたファンが『リンダの曲は他にないの?』と訊いてきた事がこれを作るきっかけだったんだそうです。  アルバム製作中にリンダの闘病、突然の死があり、彼女の死後に行われた作業には同じく妻を癌で亡くしたジェフ・エメリックさんを呼んで『泣き笑い』しながら仕上げたそうです。  今日はね。  どうしてもこれを聴きたかったんだ。  大切なものをなくした人の心が詰まっていると思ったから。  大好きな人を閉じ込める事が出来る“小瓶”  いつも懐に大事に持っている。  そんなアルバムです。

  単に有名なミュージシャンの聡明な妻のアルバムだったらきっとこんなに心に沁みない。  やはりポールさんの想いがこのアルバムを美しいものにしているのだと思うんです。  楽しければ楽しいほど、美しければ美しいほどそれを失いたくない、失ってしまえば悲しい。そんな想いがぐるぐるするんですよね。  100の慰めの言葉よりずっと優しく心に沁みる。  彼女はこんなにも美しかったのだと。  いつまでも愛しているよ、と・・・・。

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2006年3月27日 (月)

雑念の音(『Chelsea Girl』 ~ Nico)

Nicoc

Chelsea Girl

  もう2年くらいは前の話。  その頃洋楽を聴き始めたわしは Norah Jones ちゅうおネイちゃんがよさ気だと聞きつけたので、その頃話題のデヴューアルバムを買い込んだのさ。  が、たった一回聴いただけでリタイヤ。  正直合わんかった。  で、思った事は女性ヴォーカルは面白くない。  何かわくわくしないのだ。  まあ、わしも年頃の女の子だしぃ(爆笑)  そゆ訳で面白くないモンなのだろうと考えた訳。  その後 Pretenders のクリッシー姐さんにも挫折したしね。  まあ、この件に関してはその頃のわしは修行が足りんかったとも言えるのですが、何にしてもどうも女性ヴォーカルは素直に聴く事が出来ない性質のようであります。

  暫くしてパンクに拘り始めた頃に挫折したのがVelvet Underground  何故?と言われても・・・。  その頃は合わなかった。  で、聴いたのもバナナのじゃなくってね。  もしセオリー通りにソレを聴いてたら良かったのかも知れない。  でも Primal Scream 同様、最初に聴くアルバムを間違ったお陰で暫く偏見を持ってましたね。

  で、久し振りに Blind Melon を聴く。  いやね。  未だにわしにとってはパンクなんですよ、これ。  そうだなぁ。  多分わしのパンクの定義が独特なんだと思います。  でさ。  『Nico』 ってアルバムありますよね?  これって何か関連あるんでしょうかね?  まあいいんですけどね。  そんな訳でわしは特に女性ヴォーカルの“弾き語り”風なのがダメな訳ですよ。  Ⅴ.U. はバナナのヤツ聴いてないしね。  パンク繫がりで借りて来はしたものの、一遍通り聴いてみて多分ダメだろなぁ、と思いましたね。  でも不思議と聴けるこの 『Chelsea Girl』  昔挫折したノラさんとどこら辺が違うものなのか?  いや、実は全然違わないのかも知れない。  しかしノラさんのアルバムは直ぐに手放してしまったのでもう聞き比べる事も出来ません。  仕方ないので Blind Melon とでも聞き比べますか?  全然違うって(爆笑)

  誰ぁれも教えてくれないからね。  いや、聴けば分かるだろ?と言われてしまえばソレまでなんですがね。  でも私が見ている“赤い色”はあなたの目から見た“赤い色”とは違っているかも知れない。  わしのロック・・・だけじゃなく音楽全体の評価基準。  ある面から言わせてもらえれば“パンクの含有量”と言う物差しで測る場合がありますね。  なんのこっちゃい?と言われると思うので言い換えると“雑音の含有量”と言うコトになります。  ええ?未だ分からない?(だろうね)

  パンクって雑音なんだと思うんですよね。  本来は“調和”を旨とするのが音楽だけれど、それを乱す雑音がパンクだと思うわけでね。  直接的に雑音を混ぜる事もあるけれど、それであっても目的とするのは精神的な“雑音”を響かせる事、だと思ってるんです。  精神的な“雑音”  まあ“雑念”と言ってもいいかな?

  『畜生!死んじまえ!!』とか『腹減った』とか『やばいなぁ』とか。  勿論本来その曲が意図する所ではないものですが、何となくそんな聴く人自身の感情がかき乱されるもの。  そんな物を感じるとああ、パンクだな、と思うんですよね。 Blind Melon ってわしにとってはそんな感じなんです。   Enya にだって中谷美紀にだってそれがある。  あの透き通った歌声にだってそんな“雑念”を感じるんですよ。  Nico のちょっとくぐもった感じの歌声にもね。  声の質じゃないでしょうね。  “表現”だと思います。

  そんな訳で未だに“弾き語り”風なポップミュージックは苦手なんです。  見透かされるような感じも語りかけられる感じも苦手。  ただ自分の抱える“雑念”を、“雑音”を素直に見せてくれる曲なら共感出来るんですよね。  Nico を神秘的だとか評価する人もいるだろうけれど、結局わしの胸に触れるのはそんな“雑音”  実際にはプロフェッショナルな厳しい世界で活動しているのにそれを微塵も感じさせない伸びやかな歌声って多分当分感動出来ないでしょうね、わしは。

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2006年3月15日 (水)

何時にも増して言いたい事が意味不明・汗(『I VS I』 ~ COCOBAT)

I_vs_i

I Versus I

  むつみさん所のブログで Hole についてのエントリあるんですが、わしには非常に興味深いです。  Hole 自体は未だ聴いた事が無いんですが、グランジとして優れた楽曲を作り続け、グランジのバンドの常としてやはり不遇な位置づけをされている。  宿命ですね。  このエントリはそれ自体もかなり秀逸なんですが、実はこれにつけられたコメントがわしにはとても心惹かれるものなのであります。  むつみさんとお客人との会話を読ませていただくと、わしがグランジと言うものに対しかなり思い違いをしているらしい事に思い当たる訳ですが、そんな訳で会話に入りもせずにこそこそ盗み聞きしてる訳です。  ま、横レスつうのは本来とても失礼な行為でもありまして、むつみさんとお客人にしてみればあるいは心外だとは思いますが、わしとしてはわし以外の人が音楽をどう聴いているのかと言うのは結構感心できる事柄でありますので。

  この COCOBAT は日本のバンドです。  わしにしては珍しいですね。  夢見がちな愛らしい髑髏のイラストに心惹かれましてね。  西洋人の描く髑髏ってどうも品が無いと思いません?  幽霊画の国、日本ならではのセクシーでチャーミングな髑髏。  髑髏描かせたら日本人の右に出るものはありません!

  で、メタルかと思ったら何かグランジみたいなんですよね。  おお!日本でもグランジやるバンドっていたんだなぁ♪と思ったんですけどね、本当はハードコア・パンクらしい。  そう言われれば少し音の厚みが足らないか?  でも Nirvana『Bleach』 に似てるよね。  これは 『Nevermind』 でグランジの第一人者として祭り上げられた後に引っ張り出されたものだからそうカテゴアリズされただけで純粋なグランジとは言えないのかも知れないけれど、わしも含めてこれもグランジだと信じている人間だってきっと一杯いる訳で、ねえ、そんな奴らがカートを殺したのかなぁ?  少し自信を失くす。

  ねえ、わしはグランジだけじゃなくロックについての自分の全ての発言を正しくは無いと思っている。  ただ間違いでも無いと思っているのです。  単にそう言う風に感じる人間がいるだけの事。  『ああ、全くだ!俺もそう思っている』と言うコメントは全然期待していない。  世の中そう甘くは無いしね。  『ああ、そう言う見方もあるよね。認めるよ』と思ってくれれば最高だと思っている。  まあ、ロックだけじゃなく全ての発言がそうですね。  そしていろんな人の物の見方と自分のそれとのズレを常に気にかけなければいけないと感じている。  その上での覚悟の発言でありたいと願っている。

  でさ。  グランジに関する自分の思い違いと他人とのズレは今後のわしの課題の一つと考えてるけれど、それは置いといて日本人のグランジについて。  如何にこれはパンクだと言われてもわしにはグランジに聴こえるのだから言うのですがね。  ロックが大好きな民族としての日本人。  嘗てブルースに憧れた西欧人みたいなものだね。  はっきり言ってムリがある。  日本語の壁。  聴いててワケわかんないッス(爆笑)  殆ど外国語なんだけどね。  象徴的に日本語を混ぜている。  方法としては上手いんだけど訳わからないね、これは。  で、外国語としてもこれは多分成立してないね。  英語系とラテン語系がごっちゃだもん。  でも目的としては成立しているね。  結構聴ける。

  思うんですけど、欧米人のグランジ。パンクも含めて。  正しい英語で歌ってるのかしら?  結構出たら目やっていそうに感じます。  英語が出来ないのが悔しいですね。

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2006年3月13日 (月)

××は地球を救う?!(『D12World』 ~ D12)

12wo

ワールド

  わしがHIP-HOPを嫌ういきさつと言えば初めて聴いた時期が悪かったと言う他は無いですな。  まだハードロック・メタルに手をつけ始めの頃でね。  メタルの延長のつもりで聴いたものだからね。  雄叫びと怒涛のサウンドを期待していたわしはあのお題目のようなブツブツと唱える歌詞に真底辟易してしまったのだな。  ラップは好きだにょ☆  80年代なら SNOW だよね。  あのアップビートのマシンガントーク。  ラップの魅力はそれに尽きる。  それがスローテンポでマイナーになると、ああも気が滅入るものになるのだとは思いませなんだよ。

  80年代ちゅうとわしは Michael Jackson が好きやった。  大好きやった。  ハードロックはちゅうと、Van Halen とか Europe とか、流行っていたものは知ってるけどね。  興味なかった。  メタルに至っては聴きもしなかった。  それが20数年たって大逆転であるます(汗)  ロックであるなら何にでも興味を持つし、何でも許せる。  逆にR&B勢にはかなりキビシイ。  HIP-HOPは確かにロックの側面も強く持っているけれど、ファンク的な要素の方が強い。  ファンクが嫌いと言う訳では無いけれど、それをダークに作るのが許せない。  能書きとしてはそんな所ですが、ぶっちゃけ生理的にダメ、という単純な理由なんです。

  でも Eminem は結構好きですね。  ダークをクールにやっている所が好感が持てる。  最近、ストリート系にも結構興味があるので聴いてみようと思ったのが 『D12World』  あとファンクやHIP-HOPは踊るには最適ですよね。  パーカッションが多様なのでビートの取り方は踊り手の自由。  年寄りでもノレるのだよ♪  と言う訳で気分が乗ると一人で踊っている。  一度でいいからクラブっつうモンに行ってみたいものだ(自殺行為?)

  思うんですよね。  何であろうとパターンは同じと言うか。  ロックであろうとハードロックであろうとメタルであろうとパンクであろうとオルタナ・グランジであろうとみんな同じ。始まりは。  閉塞し、怒り、爆発し、破壊して疎まれ、扇動して巻き込み。  今の所は犯罪者のテーマソングみたいな印象があるHIP-HOPだけど、いつか受け入れられメッセージを発し希望を歌う事になる、とわしは思っています。  願わくばその時まで世界が平和でありますように。  HIP-HOP版 『We are The World』 を聴く日が来るのかしらね?

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